イヤホンが2本、ヘッドホンが1台ある。
用途によって使い分けているのだが、Windowsの音声デバイスを切り替えるたびに毎回タスクトレイを右クリックして、サウンド設定を開いて、リストから選んで——という操作が地味に面倒だった。
慣れてしまえばそれでも別にいいのだが、ある日「これ、なんとかならないか」とClaudeに聞いてみた。
Windowsでオーディオデバイスを切り替えるには、デフォルトでは設定画面を経由しなければならない。スピーカーアイコンを右クリックしても、直接デバイスを選べる項目は出てこない。
ヘッドホンで聴いていたものをイヤホンに切り替えたい、ただそれだけのことで3〜4ステップかかる。一日に何度もやるとじわじわ来る。
「Windowsで音声出力デバイスをすぐ切り替える方法はある?」と聞いた。
SoundSwitchというフリーウェアがおすすめです。タスクトレイに常駐して、ショートカットキーで再生デバイスと録音デバイスを瞬時に切り替えられます。
SoundSwitch。聞いたことのない名前だった。調べてみると確かにそういうソフトが存在していて、GitHub上で無料公開されているらしい。
「それ、詳しく教えて」と続けた。
公式サイトからインストーラーをダウンロードして実行するだけです。インストール後、タスクトレイのアイコンから使用するデバイスを登録しておくと、ショートカットキー(デフォルトはCtrl+Alt+F11)で切り替えられるようになります。
分かった。やってみよう。
ダウンロードして起動してみると、UIが全部英語だった。設定項目もそれなりにある。
英語自体は読めるが、「Playback」「Recording」「Hotkey」あたりの意味は分かっても、どこをどう設定すればいいのかが分からない。
そのまま画面を見ながらClaudeに聞いた。
SoundSwitchを開いたら「Playback」「Recording」「Hotkeys」「Profiles」というタブがある。どこから設定すればいい?
まず「Playback」タブで、切り替えに使いたい再生デバイスをすべてチェックします。次に「Hotkeys」タブで、切り替えに使うキーを設定してください。Recordingは録音デバイス(マイクなど)の切り替え用なので、今回は不要なら触らなくて大丈夫です。
なるほど。Playbackに使いたいデバイスを登録して、Hotkeysでキーを決める、それだけか。
操作しながら詰まるたびに「このチェックボックスは何?」「この項目の意味は?」と聞き続けた。Claudeは毎回丁寧に答えてくれた。英語UIのソフトを導入するハードルが、体感でかなり下がった。
設定が終わると、ショートカットキー一発で音声出力デバイスが切り替わるようになった。タスクトレイに小さいアイコンが出ていて、押すたびに登録したデバイスを順番に切り替えてくれる。
今まで3〜4ステップかかっていたものが、キー1回で完結するようになった。
「英語のソフトで分からなかったら聞く」という使い方、思った以上に便利だった。マニュアルを探して読む手間が丸ごとなくなる。