ある日曜日、Claude Codeのセキュリティ設定を本格的にやることにした。
Claude Codeを使い始めてしばらく経つのに、設定まわりはずっと後回しにしていた。「ちゃんと使うときにやればいい」と思っていたやつを、ついに腰を据えてやる日が来た。
APIキーの管理、.envファイルの設定、.gitignoreの確認、権限まわりの整理——そういった項目を6つ、一個ずつ潰していった。ひとつ終わるたびにチェックを入れる。地味な作業だけど、積み上がっていく感覚はあった。
途中でサイドバーのタイトルを設定する場面があった。何と書くか少し考えて、こう入力した。
「将来Claude Codeを本格的に使い始めたときのための準備」
書いてから気づいた。
今、Claude Codeを使ってセキュリティ設定をしている。その設定のタイトルが「本格的に使い始めたときのための準備」。
つまり——Claude Codeを使って、Claude Codeを使うための準備をしている。
本格的に使い始めるのはいつなのか。今やっていることは本格的ではないのか。「準備が整ったら始める」という言葉のループが、微妙にシュールだった。
でも振り返ると、これが自分の性格なんだと思う。道具を使い始める前に、ちゃんと整えておきたい。転ばぬ先の杖を6本くらい用意してから歩き出すタイプ。
設定は全部終わった。これでようやく、本格的に使い始める準備が整った。
——たぶん。