コードを書いたことがなかった。
HTMLという言葉は聞いたことがある程度で、CSSは知らなかった。プログラミングは「頭のいい人がやるもの」というイメージがあって、自分には縁のない世界だと思っていた。
それでもブログを作りたかった。将来的にアフィリエイトやLP制作で稼ぎたいという気持ちがあって、「まず自分のサイトを持つことから始めよう」と考えていた。
そこで知ったのが Claude Code だった。
AIにコードを書いてもらえる、というのは漠然と知っていた。でもClaude Codeは「AIと会話しながら、実際にファイルを作って編集までやってくれる」ツールだった。プログラミングの知識がなくても、やりたいことを伝えれば形にしてくれる。
「これなら自分でもブログが作れるかもしれない」と思って、試してみることにした。
最初にやったことは、どんなブログにしたいかを伝えることだった。「趣味のブログを作りたい。ASMR・読書・雑記のカテゴリがあって、シンプルなデザインで」といった感じで話しながら、少しずつ形にしていった。
Claudeが出してくるコードは、正直ほとんど意味が分からなかった。`div`とか`class`とか、なんとなく構造があることは伝わるけど、細かい部分は読めない。それでも「ここの色を変えたい」「このカードをもう少し大きく」と伝えれば直してくれる。
コードを書けなくても、作れた。
Cloudflareというサービスを使って、フォルダをそのままドラッグ&ドロップするだけで公開できた。難しい設定はほとんどなかった。
URLが発行されて、ブラウザで開いたとき——自分が作ったページが画面に表示された。
インターネットに繋がった、という感覚があった。どこかの誰かがこのURLを踏めば、このページが表示される。プログラミングができない自分が、世界に向けて何かを公開した。それだけのことなんだけど、小さくない達成感だった。
これがClaude Code奮闘記の、始まりだった。