サイドバーが、カオスだった。
Claude.aiを使い続けると、左側にチャット履歴がどんどん積み上がっていく。気づけばこんな状態になっていた。
「帳票の月末更新作業の自動化」
「1日だけ人間になったら」
「海外Vtuberの情報を知りたい」
業務なのか哲学なのかオタ活なのか、全部同じ顔で並んでいる。一目で何の会話か分からないし、探すのも一苦労だった。
整理の前に、タイトルの命名ルールを考えた。
「絵文字 + 内容キーワード + 動詞 + 年月」という形式にした。
例:💻 帳票月末更新 自動化 2026-04
そしてこの作業を、Claude自身にやらせることにした。 Claude in Chromeという機能を使えば、Claudeがブラウザを操作してタイトルを書き換えられる。
理屈の上では完璧な計画だった。
最初の壁は、UIの仕様だった。
Claude.aiのタイトル編集は、ブラウザの画面幅によって操作方法が変わる。同じ「タイトルを編集する」という操作が、幅によって3パターンに分岐する。
957px幅ではヘッダーの「▼」ボタンからメニューを開いて編集。1316px幅では同じ「▼」ボタンだが、ボタンの場所が微妙にずれる。1568px幅になると「▼」ボタンが効かなくなり、タイトル自体をクリックして直接編集する形になる。
「さっきと同じ操作をしているのに動かない」という状況が何度も発生した。原因が画面幅だとは、しばらく気づかなかった。
サイドバーのチャット名の横にある「…」ボタン(その他オプション)を押すと、メニューが開くはずだった。
が、そのチャットへのリンクとして機能してしまい、別のページへ移動してしまった。
原因はシンプルで、ボタンが小さくてクリック座標がわずかにずれ、隣のリンクを踏んでいたためだった。Claudeが操作しているので、ピクセル単位のずれが普通に起きる。
これが一番ひやっとした。
タイトルを書き換えようとして画面上部をクリックしたつもりが、フォーカスがチャットの入力欄に当たっていた。気づかずにそのまま新しいタイトル文字列を入力したため、
💡 ProプランPPT依頼 確認 2026-04
というテキストがチャットに送信されそうになった。Enterを押す前に気づいて事なきを得たが、冷や汗をかいた。
何度かのセッションをかけて、1568px幅で安定して動く手順が固まった。
この手順で、未リネームだった6件を無事すべて書き換えられた。
| 作業 | 時間 |
|---|---|
| 手順の試行錯誤(前セッション) | 数時間 |
| 実際のリネーム6件(今回) | 約15分 |
| 手動でやった場合の見積もり | 約3分 |
「手動でやった方が早かった」は言わない約束。
次回からは確立した手順で一瞬で終わる。たぶん。