主人公は高宮麻綾——バリバリ仕事をこなすキャリアウーマン。完璧主義で知られる彼女が、異動・後任への引継ぎ、職場の人間関係の中でどう動くかを描いた職場小説。
仕事ができる女性が主人公のため、実際に職場で同じような立場に立ったことがある人、特に女性読者には強く共感できる部分が多い。
自分にとっては★2だが、女性読者なら実質★4の作品だと思っている。主人公・高宮麻綾の仕事観や立ち回りは、似た境遇の女性にはリアルに刺さるはずだ。
男性読者である自分には、キャラクターへの共感がやや薄くなってしまった。SFを主食にしている自分の読書傾向とも合っていなかった。
対象読者に刺されば良書。ターゲットが明確な作品。